今回は「居酒屋が障がい福祉?」という、 一見意外性の高い挑戦ですが、
グループとしては必然の挑戦のエピソードとなります。
障がい者雇用を通じて仲間を増やし、笑顔を更に増やす
創業から12年が経過し、
しかし、成長の過程で新たな課題も生まれてきました。
グループ内の課題として、
人手がいればもっと良いサービスや出店もできるが、
採用が追い付かなくなってきたという事です。
そんな課題を抱えている中、
障がい者雇用で地域貢献をしている方とお話する機会がありました 。
私たちが人手不足で悩んでいる一方、
私たちが人手不足で悩んでいる一方、
障がいを持つ方々は働く場所が無いという大きな課題(あきらめ) を
抱えていることを教えていただきました。
またあったとしても、特性にあった職場環境や、
個性に合わせた仕事が用意されないので続かないとの事でした。

※ 現在も世の中における障がい者の定着率はまだまだ低いのが現状で す
出典:独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 障がい者職業総合センター「 障がい者の就業状況等に関する調査研究結果」(2017)
『障がい者への仕事の切り出しを工夫する』事により、
仲間として働いて貰えると私たちは考えました。
「海老名初」の挑戦と、保証へのこだわり
「健常者も障がい者も関係なく、一人ひとりの可能性を拡げたい」
「働いていく中で可能性が拡がる居場所をつくりたい」
上記のような想いを踏まえ、私たちは障がいを「個性」
そして、 その個性が活きる仕事と居場所づくりにチャレンジするため、
専門会社として「合同会社ライブフードサポート」 を2012年6月に開設しました。
(※現在は株式会社トイロという社名に変更)
事業を行うにあたり、最初にこだわったのが、
ご利用者様が一般の就労と変わりない保証が受けられる
「就労継続支援A型」という事業形態でした。
当時、 海老名市には雇用関係を結ばず工賃の支払があるB型事業所はあり ましたが、
このA型事業所は存在していませんでした。
行政ですら経験のない事業所を立ち上げる事になったため、
事前準備から立ち上げ後もマニュアルやノウハウ構築に非常に手間 暇はかかりました。
しかし、「ご利用者様を笑顔にしたい」
「現場で頑張ってくれる仲間を笑顔にしたい」という熱い想いで、
関係各所とも連携しながら、 一つずつ困難をクリアしていきました。
そしてグループ支援を行うライブフードサポートにより、
グループ会社の店舗の清掃や販促物の準備などを「チーム」 として担当してもらい、
仕事の質が上がりお客様の笑顔が増えました。
◎障がい者のスタッフは保証が手厚い雇用形態で安心できる
◎個性にあった仕事にチャレンジすることができる
◎同じような悩みを持つ仲間と働くことで居場所感を得られる
◎現場の負担が軽減され、社員が他の仕事に集中できる
◎店長は「お客様を喜ばせる施策」に時間を使える
現在、事業形態を就労継続支援B型事業所へ移行しましたが、
グループの仕事だけでなく、外部からのお仕事の受注や、
自分たちでカフェを2店舗運営するなど、 活動の幅を拡げています。
障がいを持たれた方を含む、働く仲間の笑顔、
今回のエピソードも私たちライブフュージョングループならではの
「挑戦の物語」だと感じております。
今回の内容はいかがだったでしょうか?
創業から続く「お客様も仲間も自分も笑顔に」 という私たちの想いは、
障がい福祉という新たな分野で、 さらに大きな力を発揮し始めました。
次回も驚きの挑戦をお伝えします!
「居酒屋の会社がストレッチ専門店?」
次回もお楽しみに!
「居酒屋の会社がストレッチ専門店?」
次回もお楽しみに!