居酒屋の会社が健康事業?

居酒屋の会社が健康事業?

今回は創業より13年が経過し、「飲食事業」への「こだわり」を超えて、
「お客様」「仲間」「自分」を笑顔にするために、
「健康事業」に新たに挑戦したエピソードについて
お伝えさせていただきます。

前回は、「福祉事業」である障がい者就労支援事業に

チャレンジした内容をお伝えしましたが、
前提は「飲食事業のサポート」であり
「飲食へのこだわり」という中での取り組みという側面が強いものでした。

その上で創業から13年間、

「飲食」にこだわり続けてきた当グループにとって、
それまでの「固定観念」を打ち破り、
新たな可能性を模索するキッカケとなったのが、
健康事業であるストレッチ専門店への参入でした。

「こだわり」の先にあった「本質」への気づき


ある時、ドクターストレッチを運営するフランチャイズ本部から
代表の小林一也へ連絡がありました。
ストレッチ専門店を一緒に展開してくれるパートナー企業を
探しているという内容でした。

「トレーナー未経験の人でも独自の教育制度によって、

プロのストレッチトレーナーになれる仕組みがある」という話を聞き、
グループの仲間を増やせる可能性を感じて、詳しい話を聞くことにしました。

本部からドクターストレッチの事業内容を聞き、

「ストレッチで悩みの無い身体をつくる」
「お客様をストレッチを通じて笑顔にしたい」というミッションに
共感してくれるパートナーを探しているという事と、
魅力的な教育制度の仕組み含めて
ドクターストレッチの事業展開に興味が湧きました。

そして、話を聞いていく中で「飲食」を通じて、

「商品力」「接客力」「居心地力」、そして「チーム力」の向上により、
お客様の「笑顔」を追求している当社と、
目的やゴールが一緒だと気付きました。

「こだわり」はそこに注力すれば成長し続けられるもの。


「とらわれ」はそこに集中していると衰退してしまうもの。

私たちは創業から13年間「飲食」への「こだわり」を持ってやってきました。

ただ、年を重ねる毎に可能性が拡がる人生(会社)にしたい
と考えていたにも関わらず、
「こだわり」がいつの間にか「とらわれ」になっていたのでは?
と考える機会になりました。

この出会いから「飲食」だけでなく、

他の事業でも 「お客様」「仲間」「自分」を笑顔にする事が出来るはず!
と考えられるようになりました。
健康事業への参入により当グループの固定観念は壊れ、
新たなステージに進むきっかけとなります。

「想い」を共有し、困難を乗り越える


志を同じくする企業のトップ同士で話し合い、
当グループが厚木と海老名エリアで事業展開をする話が進みました

ただ「想い」が同じとはいえ、

「飲食」とは仕組みが全く違う業界のサービスです。

・店舗はどこに作るのか?
・どうやって仲間、トレーナーを集めるのか?
・どうやって質の高いサービスを提供し続けるのか?

決めるべきこと、準備すること、学ぶことは山積みでした。

“そんな中で、「グループとしての強み」が発揮されました。

既存の飲食事業から健康事業に興味を持ち、
想いを共有できるメンバーなどが見つかりました。

また想いを全面に出してオープニングスタッフを募集することで、

その想いに共感してくれる仲間を集め、
オープンに必要な人財を確保できたのです。

もちろん面接や面談では「会社が大切にしている想い」

「実現したい店舗のビジョン」を伝え続けました。
その上でオープンまでの数カ月間、本部の徹底した研修を受けながらも、
その合間の時間を使って店舗のオープン準備を必死に進めました。
全てはこの新しい挑戦を成功させ、
 「お客様」「仲間」「自分」を笑顔にするためです。
その甲斐あって、2013年9月にドクターストレッチ本厚木店がオープン。
約半年後の2014年4月には海老名マルイ店をオープンすることができました。
それぞれの店長には熱い想いがあった上で、
理念に共感してくれたメンバーが就任

まず本厚木店の店長には、

銀のさらでアルバイトをしていたメンバーが立候補してくれました

自分の父親が脳梗塞により倒れ、麻痺が出てしまった事で、

自分の力で少しでも楽にしてあげられないか?と整体の勉強をしたそうです。

その知識と技術でお父さまの笑顔を見れた経験から、

もっと多くの人に健康と笑顔を届けたいという強い願いに変わり、
健康事業であるドクターストレッチを
一緒に立ち上げたいと加わってくれました。

海老名店の店長は、学生時代にバレーボールで国体に出るなど

スポーツマンとして活躍していたメンバーが就任しました。

彼は学生時代に自分が全力でバレーボールに打ち込むための支援をしてくれ、

支えてくれた家族や地域の方々にいつか恩返しがしたい
という想いを持っていました。

そして「いつか地元の秋田に帰って、

地域の人々を笑顔にできる仕事をしたい!」
というビジョンを持っていました。

グループで経験を積んで成長し、活躍したい。

そして事業を一緒に立ち上げさせて欲しいという想いから
店長に立候補してくれました。
※この彼のエピソードは次回にもお伝えします

笑顔の連鎖で、次なる挑戦へ
業界未経験で始めた事業で、多くの苦労や困難がありましたが、

その都度乗り越えて成長をする事が出来ました。
そしてこの事業を通じて、多くのお客様の心身の健康に貢献をし、
「このお店やトレーナーに出会えて、人生が変わった!」
「お蔭で笑顔で過ごせる日が増えた」と嬉しいご感想をいただいております。

このストレッチ専門店の経験こそが、

「地域のお客様の心と身体を元気にして笑顔にする」という
想いを確固たるものに変え、次回のメルマガでご紹介する
「歩行機能トレーニングデイサービス」や「スポーツ鍼灸接骨院」の誕生、
そして「AIトレーニングパーソナルジム」のオープンへと繋がっていきます。
今回のお話は如何だったでしょうか?
「お客様も仲間も自分も笑顔にする」。この「想い」を原動力に、
「飲食事業」だけでなく「健康事業」にまで可能性を拡げた、
当グループの更なる成長の転機となるエピソードでした。

次も驚きの挑戦をお伝えします!
【第5弾】居酒屋の会社がデイサービス? 次回もお楽しみに!

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